第187章マシューの逆襲

マシューのもとに届いた写真は、ライアンの手下がひそかに撮影したものだった。

ライアンにとって、マシューの連絡先を手に入れるのは難しくない。ただ、画面越しにマシューの表情を拝めないのが悔しいだけだ。

ほどなくしてライアンの携帯が鳴り、受話口からマシューの氷のように冷えた声が流れ込んできた。

「ライアン。そんなに自分の墓穴を掘りたいなら、喜んで手伝ってやる」

ライアンは眉をつり上げ、指先で携帯の縁をなぞりながら、からかうような笑みを口元に浮かべた。

「マシュー。そんなに簡単に挑発に乗るようじゃ、俺の相手をするには役不足だな」

「おまえを相手だと思ったことは一度もない」

マシューの声に...

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