第72章オーロラの恐怖

マシューはベッドに横たわっていた。全身が茹で上がったロブスターのように真っ赤で、皮膚のあちこちに小さなぶつぶつが次々と浮き上がっている。

オーロラは凍りついたような恐怖のまま、その異様な姿を見つめた。なぜ突然、こんなぞっとする赤に変わってしまったのか、理解が追いつかない。

「マシュー、どうしたの? そんなふうに脅かさないで……」

震える指を伸ばしてマシューに触れようとしたが、指先に伝わったのは焼けつくような熱だった。オーロラは反射的に手を引っ込める。

「どうして……こんなことが……。なんで、こんな……!」

オーロラは床に崩れ落ち、青ざめた顔で、ベッドの上で苦しみもがくマシューを見つめ...

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