第207章

午後の日差しは強く、一行はテントの中で休息を取っていた。

夕日が傾き始めて、ようやく夕食の準備に取りかかる。

辺りが少しずつ薄暗くなるなか、キャンプサイトにランタンの明かりがいくつか灯った。

暮れなずむ景色に暖かみのあるオレンジ色の光が滲み、まるで宙に浮かぶ蛍のようだ。

絵里たちのバーベキューコンロはすでに火の勢いが増し、真っ赤に熾った炭がパチパチと音を立てている。

光春が網の上に手羽先とトウモロコシを並べていく。その手つきは手慣れたもので、一目でベテランだとわかる。

傍らでは同僚たちが野菜を串に刺したり、タレを作ったりと手伝いながら、談笑している。まるでお祭りのような賑やかさだ...

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