第211章

絵里はほとんど反射的に口走っていた。「あり得ない。私から彼にどういうことか聞いてみる」

そのまま通話を切った。

すぐさま悠太にメッセージを送る。『いつ弁護士に離婚証明書の申請をさせるの? 菊江さんが、あなたの弁護士と連絡がつかないって言ってるけど、どういうこと?』

送信後、しばらく待ってみたものの、メッセージは深海に沈んだ石のように、いくら待っても返信は来なかった。

彼女は眉をひそめ、もう一通送った。『いつ帰ってくるの? 早く離婚の手続きを終わらせたいんだけど』

離婚する以上、各種の書類や証明書はきっちり整理しておかなければならない。

後々、面倒なトラブルに巻き込まれないためにも...

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