第49章 独占欲を露わにする

 全員が固まった。

 オリヴィアはすぐ紙ナプキンを差し出し、心配そうに声をかける。

「メロさん、大丈夫ですか? お口に合いませんでした?」

 メロはむせ返り、げほげほと咳き込んだ。

 酸味にやられた顔がぐしゃりと歪む。

「なにこれ……!? 酸っぱすぎるだろ! 俺が今まで飲んでたのと、まるで別物じゃないか!」

 会議室が一瞬で静まり返る。

 オリヴィアも、すぐには説明しようがなかった。

 ルカの表情がすっと冷えた。コーヒーを運んできた社員を呼び止める。

 社員は青ざめ、全身を小刻みに震わせながら首を振った。

「わ、私は……上までお届けしただけで……! なにもしてません、関係...

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