第50章

美月が晴太を連れてキッズパークに到着したとき。

すでに和也のマネージャーは到着していた。

彼が選んだ場所は、とても気の利いたキッズパークだった――

騒がしい大型遊園地ではない。

住宅街の一角にある小さな室内遊び場で、人も少なく、照明も柔らかい。隅には観葉植物がいくつか置かれ、空気にはほのかなアロマの香りが漂っていた。

床から天井まである大きな窓からは外の街並みが見えるが、喧騒は完全に遮断されている。

すべり台やボールプールでは数人の子どもたちが遊び、保護者たちはそばの待合スペースに座ってスマホを見たり談笑したりと、のんびりとした穏やかな空気が流れていた。

マネージャーがここを選...

ログインして続きを読む