第182話

第182章:ごめんなさい

カミーラ

「お前をめちゃくちゃに犯してやりたい。ガラスが曇って、お前のその完璧な小さな体がアウトラインになるほどに。良い子のようにオレを受け入れるその姿が」

グレゴリオが窓から私たちの手を引き離した時、私はまた震えそうになった。でも私たちの触れた跡が曇りとなって残っているのを見逃さなかった。指先だけでもあの数秒で冷たくなったのに、体全体をそこに押し付けたらどんな感じになるのか想像できなかった。でも今、彼は私の全身のあらゆる部分でそれを想像させていた。

彼の気を紛らわす行為はめまいや吐き気を完全に取り除くことはできなかったが、私が求めていた一時的な安らぎをくれた...

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