第254章 これがお前が甘やかした結果だ

これで世間の噂も、自然と消え去るだろう。

玉島秋子は無言のまま、ただじっと玉島佳美を見つめた。

その玉島佳美の横顔には、隠しきれない得意げな色が浮かんでいた……。

「さて、今日の取材はここまでにしましょう。私たちも用事がありますので」

結局、玉島秋子が強引にインタビューを打ち切った形となった。

一方、それから一時間後。

竜本進介は時間通りに黒木ホールディングスグループの最上階にある応接室へ姿を現した。

「急に呼び出して、何用だ」

黒木蓮の声には、隠そうともしない苛立ちが滲んでいる。

傍らでお茶を淹れていた相井新一は、息を殺して気配を消そうとしていた。

二人の間には、一触即...

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