第81章

テーブルの上にずらりと並べられた高価な贈り物は、高野拓海の目には、価値のないガラクタの山にしか映らなかった。

永瀬父の顔に浮かんでいた懇願の色が、ぴたりと固まる。胸の底がすとんと沈み、足元から冷えが這い上がって頭のてっぺんまで突き抜けた。

――百年続いた家業が、このまま潰れるのか?

彼は慌てて一歩踏み出し、腰を折る。声は震えて、形にならない。

「高野社長! どうか、もう一度だけ……! 永瀬家を見逃していただけるなら、こちらは何でもいたします! うちの息子がやらかしたことも承知しています。今後は社長のお好きに処分してください。どんな目に遭おうと、あいつの自業自得です!」

それを聞いた...

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