第90章 一緒になった

彼女の口ぶりはやけに確信したようなもので、まだ顔も合わせたことのない飛鳥を、すでに自分のものだとでも言いたげだった。

星野芽衣は最初から最後まで聞かされ、内心「はあ……」と呆れる。

自分は女だ。どうやって自分に惚れるというのか。

そこまで勝手に思い込みたいなら、もう好きにすればいい。

それから二日後。

海野奏太の誕生日が、予定通りやってきた。

パーティー前日の夜、海野奏太はわざわざ芽衣に直接メッセージを送ってきた。

『海野奏太:芽衣、俺の誕生日パーティー、絶対来て』

芽衣はもともと、こういう社交の場が苦手だ。寮で静かに過ごしたい。

だから迷いなく断った。

『星野芽衣:行か...

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