第5章

 その事実を突きつけられても、心を痛めるべきではなかった。それなのに、口の中には灰のような苦い味が広がっていた。

 幼い頃から、私はこっそりと訓練場に忍び込んでは、血まみれになることも厭わず必死に戦ってきた。すべては、アルファである父からたった一度、頷いて認めてもらうためだった。

 だが、父が私に与えてくれたのは、厳しい叱責だけだった。

 彼らの目には、アルファの娘である私が、野蛮人のように爪を剥き出しにすることなど許されないと映っていた。戦い方を学ぶことなど絶対に禁ずるのだと、私は何度も何度も警告された。

 私の唯一の義務は、その鋭い牙や爪を削り落とし、優雅さを保ち、自らを完璧な芸...

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