第13章 めちゃくちゃなプロジェクトチーム

「本当ですか?」

 夏目茉莉はぱっと目を輝かせ、喜色満面になった。

「蒼河兄さん、さすがです! やっぱりお兄さまならできるって信じてました。蒼河兄さん、大好きです」

 守屋蒼河は心地よさそうに目を細め、尊大な口調で言う。

「安心しろ。俺が手を出して片づかないことなんてない。明日から出社しろよ。相馬寧が俺に何をできるのか、見ものだな」

「ありがとうございます、蒼河兄さん」

 夏目茉莉はスマホ越しに、守屋蒼河へ小さく投げキッスを送った。

 けれど通話を切った瞬間、その唇には冷たい笑みが浮かぶ。

 翌朝早く、夏目茉莉は会社へ姿を見せた。

 淡いピンクのシャネルのセットアップに、最...

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