チャプター 11 *

アンジェリーナ視点

彼はまだ青白かった。まだ少し震えている。けれど声は落ち着いていた。

「俺は出ていかない」彼は言った。「ここは俺たちの家だ」

ママは今にも泣き出しそうな顔をした。「レオ、お願い――」

「アリアのせいじゃない」彼が遮った。「あいつらは最初から揉め事を起こしに来たんだ。彼女はただ――ただ、俺たちを守っただけだ」彼は私を見た。「そうだろ?」

答えなかった。

「それに、警察に聞かれたら?」レオは続けた。「俺がやったって言う。指を切り落としたのは俺だ。アリアじゃない」

「何ですって?」ママの声が一段高くなる。「レオ、だめ――」

「本気だ」彼は顎を引いた。「未成年は本物の...

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