チャプター 123 *

アンジェリーナ視点

デレクの眉がわずかに上がった。「続けて」

「誰にも私の自由は支配させない」

彼の表情は変わらない。ただ、先を促すように黙って待っていた。

「あなたの下で働く。任務も受ける。そっちの施設で訓練もする。けど、出入りは私の好きにさせてもらう。囚人じゃない。所有物でもない。私は戦力よ。そして戦力は、自律しているときがいちばん力を発揮する」

「約束しよう」デレクが笑った。

「口約束じゃ足りない」

「じゃあ何が欲しい? 契約書か?」

「書面にして。責任者の署名付きで、条件は明確に。私は個人の自由を保持する。私の利益に反する任務は拒否できる。それから、いつでも辞められる」

「ずいぶん強...

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