チャプター 143 *

アンジェリナ視点

フェリックスはタブレットへと視線を戻した。背後の大型スクリーンが切り替わり、個人別の得点が表示される。

「では、チーム七の個人評価に移る」

体がわずかに強張った。いよいよだ。

スクリーンには私たちの名前が一覧で並んでいた。五行。得点欄は空白のまま、埋められるのを待っている。

フェリックスはタブレットを読み上げる。声には一切の感情がなかった。

「ロドリゲス、サフラン:百点満点中、零点」

数字がスクリーンに浮かぶ。鮮やかな赤。零。

「指揮の失敗。隊員に対する意図的な妨害。戦術的根拠のない時点での撤退判断」

サフランが喉の奥で詰まるような音を立てた。腹を殴られた人...

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