第六十五章*

アンジェリーナ視点

彼女はあたしを見上げ、あの笑みを浮かべた。自信たっぷりで、意地の悪い笑み。

「うちの彼氏と仲間は甘くないから。あんたに“敬意”ってやつを教えてやるわ」

あたしは折り畳みテーブルのところへ歩いていき、タキスの袋をつかんだ。辛いやつ。ゆっくり開けて、一本取り出し、口に放り込む。その間ずっと、目は彼女から外さなかった。

「へえ。じゃ、待ってる」

次の十五分は妙だった。音楽は流れ続けているのに、もう誰も踊っていない。ポスト・マローンが何か悲しいことを歌っていて、地下室の空気がずしりと重く感じた。張りつめている。みんな何かが起きるのを待っているみたいに。

帰ろうとする人もいた...

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