チャプター 75 *

アンジェリーナ視点

デレクは顔をはね上げ、涙に濡れながらも鋭い目を向けた。「どうしてそんなことを知りたい?」

「特殊部隊に人生を捧げる人を突き動かすものが何なのか、理解したいからよ」私は落ち着いて言った。「愛国心のこともある。個人的な喪失のこともある。そしてあなたは、重いものを背負っている人に見える」

妹が勢いよく立ち上がった。「もういい加減にして! あなたにそんな権利――」

デレクが手を上げ、制した。「大丈夫だ、サラ」

彼は長いあいだ私を見つめた。魂の奥まで覗き込もうとするみたいに。「そうだな……お前の言うとおりだ。俺は背負ってる。二十三年間ずっとだ。何があったのか知りたいんだろ? いいさ...

ログインして続きを読む