チャプター 79 *

アンジェリーナ視点

月曜の朝。まだ早い時間で、校門のあたりも比較的静かだった。

片方の肩にリュックを掛け直し、入口へ向かう。今日からスピリット・ウィーク――スポーツデー。ほとんどの生徒が運動用の格好をしていて、親の車に送られてきたところだった。

黒いバンが、私から六メートルほど離れた縁石に横付けされた。

男が三人降りてくる。全員黒ずくめ。あの手の顔つきだ――警察署の中を一度や二度じゃなく見てきた、とでも言いたげな目。首に刺青が覗き、体格はごつい。目が合ったら道を渡って避けたくなるタイプ。

けれど私は、道を渡らなかった。

そのうちの一人が私と目を合わせ、こちらへ歩いてきた。残りの二人...

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