チャプター 9 *

アンジェリーナ視点

ゆっくりと、全員がこちらへ振り向いた。

私はいま、出入り口に立っていた。腕を組み、枠にもたれて。

「指を切り落とす?」私は首を振った。「退屈ね。想像力がまるでない」

部屋が、しんと静まり返った。

ジェイデンが私を見据えた。次の瞬間、彼は笑い出した。

「ほう、ほう」彼はレオを放した。そして真正面から私に向き直る。「お姫さまがようやくお口を開いたか。中に入って来るのが怖くて、できないんじゃないかと思ってたがな」

私は動かない。冷たく、平坦な目で彼を見返した。

「何か言いたいのか、小娘?」笑みは醜く歪んでいた。「それとも、兄貴の代わりに名乗り出たいのか? 俺は歓迎す...

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