第62章 古宮社長の妻を怒らせた

車津は電話を切るとすぐにLINEで位置情報を送信し、玄関先で古宮社長を待っていた。

金田浩二はドアを開けるなり、千葉晴美をベッドに押し倒そうと急いでいた。もう逃げられないと思った獲物を前に、本性を露わにしていた。

「美人さん、もうこうなったら俺の手の平から逃げられないよ。俺はもう待ちきれないんだ」

千葉晴美は軽く彼を押しのけながらも、骨の髄まで媚びた笑みを浮かべていた。その様子に金田浩二は心が躍った。

「金田社長、何を急いでいるんですか。まだ契約の話もしていないじゃないですか。今日サインいただけないと、会社に戻ったら上司に叱られてしまいますよ」

「先に楽しんでからにしようよ」金田浩...

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