第109話ただ反抗したいだけなのに、あなたにできることは何か

アイヴィーと友人たちがみじめな有様で去っていくのを見送りながら、ハーマイオニーのエミリーへの感嘆は、尽きることのない川の流れのように胸の奥を満たしていった。

「エミリー、すごい!」

ハーマイオニーは興奮してエミリーの手首をぎゅっとつかんだ。「学生の頃、ジョンと付き合ってたときは、あの人の言うことなら何でも聞いてたじゃない。誰かにいいように利用されたらどうしようって、ずっと心配してたの」

「この五年で、こんなに変わるなんて信じられない!」

エミリーは微笑み、ハーマイオニーと腕を組んだまま買い物を続けた。

「暗い話はやめよう。買い物を続けよ」

「うん、カートの誕生日プレゼントを探さな...

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