第124章私の最愛の人が義理の妹になった

ずっと探し求めていた女が、実はジェームズの妻だったのか?

インディゴは、神様に残酷ないたずらを仕掛けられたような気分になった。

恋は始まる前から、失恋という形で終わってしまったのだ。

エミリーはインディゴの陰った顔をちらりと見て、口元をかすかに弧にし、そのまま二階へ上がっていった。

「インディゴ、どうしたの?」

エミリーが消えた方向を、目を離せずに見つめ続けるインディゴを見て、ザンシーは思わずきつく言い放った。

「母さん。もし俺が、女をめぐってジェームズと張り合うって言ったら、反抗してるって言う?」

インディゴは、エミリーが姿を消した先を見つめたまま、夢うつつのように口にした。

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