第13章エミリーは女性の痴漢であることが判明

「お風呂、手伝ってあげるわ」エミリーは有無を言わせぬ調子で言った。

「自分でできる」ジェームズは苛立ちをにじませ、目を細めて言い返した。

エミリーは片眉を上げ、乱れきったジェームズの身なりを一瞥する。「できるなら、そんな有様になってないでしょ?」

「お、俺は……助けなんていらない!」

ジェームズは意地だけは手放さなかった。エミリーの前ではとっくに尊厳など失っているのに、それでも見下されるわけにはいかない。

だが、その直後のエミリーの行動に、彼は完全に言葉を失った。

「聞く耳、持たないのね?」

ふわりと甘い香りが鼻先を包み込む。ジェームズが反応するより早く、ひやりとした感覚とともに...

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