第87章エミリー、カートと結婚するのはいいことじゃないですか?

「トーマスさん、ジョンソンさんを発見しました」

マークは前方の人影に視線を貼りつけたまま、興奮気味に携帯へ話しかけた。

「……何だと?」

ジェームズは驚いて、ベッドの上で勢いよく身を起こした。「どこだ?」

「オーシャンビュー・レストランの入口です。ローさんと、それに……」

「引き返して、今すぐ迎えに来い!」

「えっ?」

マークが言い終える前に、ジェームズが電話口で遮って急き立てた。

「急げ!」

「わかりました、向かいます」

マークは通話を切ると、すぐにエンジンをかけて素早くUターンした。

その頃、エミリーとカートとハーマイオニーは、ちょうど店に入ろうとしていた。

エミリ...

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