第100章 今日行く

「そんなことまであったの?」と、辻谷寧々はあ然と目を見開いた。いまにもその手に汗握る場面を思い浮かべてしまったらしい。「で、ゴーストは無事だったの?」

星野星はすぐには答えず、わざと少し間を置いた。

「そのときの状況は、かなり危なかったそうです」

ますます気になったのか、辻谷寧々は身を乗り出す。

「それで? あの子のメカは? 一緒に相手をぶっ飛ばしたりしたの?」

……どうしてこの子が言うと、こんなにも妙な響きになるのだろう。

星野星は困ったように口元を引いた。

「彼女は無事です。途中はたしかに危険でしたけど、最後はなんとか切り抜けました」

それを聞いて、辻谷寧々はようやくほっ...

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