第128章 大丈夫か

拳が佐藤健佑に落ちる、その寸前。

閉ざされていた個室の扉が、ドンッと一撃で蹴り破られた。

杉浦玉司が驚いて振り向く。

次の瞬間、真正面から拳が飛んできた。

ドガッ!

玉司はよろめき、そのまま佐藤健佑にぶつかって、二人そろって床へ転がる。

玉司は鼻を押さえ、指の隙間から血がぽたぽたと落ちるのを見て顔を歪めた。

「くそっ!」

鼻の奥がつんと痛み、口を開いた途端、唇の隙間から血が口の中へ流れ込む。

怒りに任せて起き上がろうとしたが、星野星は一切の隙を与えなかった。

容赦なく一蹴り。

玉司は床に叩きつけられ、そのまま起き上がれず、腹を抱えてうめき声を上げるしかない。

星野星は...

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