第133章 お前と暮らしたい

二階で、佐藤義哉はソファに座る星野星を見つめ、少し迷ってから口を開いた。

「俺、帰りたくない」

「じゃあ帰らなきゃいい」

星野星はあっさり言う。

彼女にとって、それは大したことじゃない。

誕生日なんて、祝いたければ祝えばいいし、帰りたければ帰る。祝う気がないなら、いつも通りの一日でいいだけだ。

佐藤義哉は、彼女のそういう「何も気にしていない」感じが好きだった。どんなことも重く受け止めず、天が落ちてきても平然としていそうなところが。

「お前と過ごしたい」

あまりに直球で、ほとんど告白だ。

星野星は唇をきゅっと結び、「好きにすれば」とだけ返した。

ぷいと顔を背け、整った横顔と...

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