第161章 うちを見たいのか

夕食を終えたあと、星野星はオーウェンがホテルへ戻るのを見届けてから自分は家に帰るつもりだった。だが、オーウェンが「一緒に帰る」と譲らなかった。

「おまえん家、見せてよ」

「男が私の家を見てどうするの?」

「いいじゃん。俺たち兄弟だろ」

オーウェンは認めている。星野星は綺麗だ。とびきり綺麗で、これまで見てきたどんな女性よりも美しい。

それだけじゃない。彼が出会った誰よりも――強い。

だからこそ、年下のこの少女に対して、よこしまな気持ちなど欠片も抱けなかった。あるのは才能と実力への敬意だけ。敬うしかない、と。

星野星は別に疑ってはいない。ただ、この男はやたらと距離が近い。

「いい...

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