第50章 口先だけでは証拠にならない

会場の下からは、雷鳴のような拍手が湧き起こった。

目黒千音はその拍手を背に、悠然とした足取りで辻永の隣まで歩み出る。

そして――

日本の著作権法では、著作権を侵害した者は、原則として10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処せられ、又はこれを併科されます(著作権法第119条)

侵害行為の規模や態様によって量刑は変動し、常習性がある場合や、組織的・大規模に行われた場合は、より重い刑が科される傾向にあります。また、法人に対しては3億円以下の罰金刑が科される両罰規定も存在します(第124条)

なお、これらの犯罪は、原則として告訴がなければ公訴を提起できない親告罪とされていま...

ログインして続きを読む