第80章

助手は慌てて外へ出て連絡を入れた。ほどなくして、身なりの整った華やかな店員たちがぞろぞろと入ってくる。腕には大小さまざまなギフトボックス。

どれも包装がやけに凝っていて、ひと目で安くないと分かる。

先頭に立つ、店長らしき女性が恭しく微笑んだ。

「目黒嬢、こちらお預かりしている贈り物でございます。ご確認くださいませ」

「……全部、贈り物なんですか?」

目黒千音は思わず目を丸くした。数点程度だと思っていたのに、目の前に並んだのは数十点。

ピアスにネックレス、指輪。さらにハイブランドのドレスやバッグまである。

いったい誰が、こんな量の高価な品を一度に――。

問いかけようとした、その...

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