チャプター 102

ハンナ

彼に触れられた瞬間、太腿を伝って電流みたいなものが駆け上がった。さっきあれほどいろいろ話し合ったばかりだというのに、私の身体は裏切るように、ほんのわずかな接触にも完璧に調律された楽器みたいに反応してしまう。彼の指先は肌の上に気だるい円を描き、そのたびに少しずつ上へとのぼっていった。

「正しい選択をしたな、ベイビー」レオナルドはそう言って、私の芯をきゅっと縮ませるあの危険な低い声に落とした。「だが、さっきのおまえのかわいい癇癪を、罰なしで済ませるわけにはいかない」

私はごくりと唾をのんだ。「何をするつもり?」

彼は答える代わりに私の手首をつかみ、一息に自分の膝の上へ引き倒した。ワ...

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