第179章

レオナルド

けたたましく鳴り続ける携帯の音が夢を切り裂き、心地よい眠りの底から俺を乱暴に引きずり上げ、容赦なく現実へ叩き戻した。

手探りで携帯をつかみ、まぶしい画面を細めた目で見る。ジェームズだった。

「何だ」

寝起きのせいで、声はひどくかすれていた。

「おはようございます、ボス」

ジェームズの声は、こんな早い時間だというのに妙に冴えていた。

「ピーター・コンラッドについて情報が入りました。やつはニューヨークにいます。昨夜、マンハッタンのホテルに入るところをこちらの人間が目撃しました」

俺は身を起こし、一瞬で目が覚めた。

「どこのホテルだ」

「セントラルパークのリッツ・カールトンです。行動と...

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