チャプター 197

 私は試着室へ戻り、胸の高鳴りを増しながら一着ずつ袖を通していった。どれも驚くほどよく似合い、優れたデザインに私が惹かれる要素がきちんと際立っていた。すべて試し終えると自分の服に着替え、レオナルドがどれを――あるいは一つでも――買うつもりなのか判然としないまま外へ出た。

「気に入ったのはあったか?」姿を現した私に、彼が尋ねる。

「青いドレス」私は正直に認めた。「構造が本当に見事で」

 彼はうなずいて店員に合図した。店員が商品をかき集めはじめる。「全部いただこう」と彼が言う。

「サルヴァトーレさん」私は小声で抗議した。「それは……多すぎます」

 それ以上の異議を封じるような視線を、彼は...

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