チャプター 204

ハンナ

私たちの階に着くと、ぞろぞろと降りて教室へ向かった。教室の前方では、ジョンがすでに来ていて、イーゼルに自分のボードを設置しているところだった。私たちが入っていくと、彼は緊張したように手を振った。

「もうめちゃくちゃテンパってる」私たちが近づくと、彼は小声でささやいた。「アレクシスが持ってきたの見た? まるで本職のギャラリー展示みたいだよ」

私はちらりと、精巧な立体のムードボードにスポットライトを慎重に配置している、背の高い赤毛のアレクシスを見やった。たしかに見事だった。けれど、少しやりすぎでもある。

「落ち着いて」私は肘で軽く彼をつつきながら言った。「あなたのもすごくいいし、何...

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