第二十章

レオナルド

コンラッドはごくりと唾を飲み込み、喉仏が上下した。「はっきり言います、サルヴァトーレ。私は生きたい。本当に。四百万という額も……破格です」彼は大きく息を吸った。「ですが、依頼人は――」

「お前の依頼人は、お前を見捨てて死なせるつもりだった」俺は遮った。「誰も助けになんか来ない」

「忠誠の問題じゃありません」コンラッドは声を落として言った。「生き延びるためです。今回の黒幕は……容赦がない。冷徹で、計算高い。あなたとドミニクを同時に狙ったこの一件は、単に競争相手を消すためじゃない。ロサンゼルスの権力構造そのものを一掃するためだったんです」

それで俺は耳を傾けた。「説明しろ」

「考えて...

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