チャプター 58

ハンナ

レオナルドの手が伸びて頬を包み込み、親指が私の下唇をなぞった。「追い詰められてるときのお前は、ほんとに綺麗だ」囁くように言う。「どこまで突き落とせるか、試したくなる」

次の瞬間、予告もなく彼はバイブを最大に上げた。

「だめっ!」声が漏れ、身体がびくりと固まる。「パパ、お願い……!」

「お願いって、何を?」声だけはやけに優しい。

「イかせて……お願い」誇りなんて捨てて懇願した。「もう……イきたくてたまらないの」

彼は私の唇を撫でたまま、わざと考えるふりをした。「ふうん。どうかな。お前にその価値があるのか」

「お願い……」堪えるのがきつすぎて、目の奥が熱くなる。「何でもするか...

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