チャプター 62

レオナルド

「ボス、もう大丈夫です!」カイリーが声を張り上げ、部屋に踏み込んできた。すぐ背後にはジェームズが続く。二人とも武器を抜いたまま、服は乱れ、血の斑点が点々と付いていた。

俺は銃口を下げた。「被害は?」

「こっちは四人が負傷。重傷はいません」ジェームズが報告する。「向こうは少なくとも十二人が死亡。援軍が到着したら、残りは散り散りに逃げました」

ハンナを見ると、彼女は怯え切った目を見開き、こちらを凝視していた。

「ハンナ、ここにいろ」俺は声をわずかに和らげて言った。「状況を確認してくる」

彼女は無言でうなずいた。顔色は真っ青だった。

廊下へ出て、惨状を見渡す。死体が床に転が...

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