第六十九章

ハンナ

私はドアへ目をやった。レオナルドが出ていってから、もうだいぶ経つ。彼の言う「片づけること」とやらは、いったいどれほど時間がかかるのだろう。外で鳴っていた銃声はいつの間にか止み、代わりに不気味な静けさがあたりを満たしていた。

本を脇へ置き、立ち上がって部屋の中をぶらぶらと歩いた。

好奇心が勝ってしまった。私はベッドのレオナルド側、ナイトテーブルの前へ行く。上の引き出しはするりと滑って開き、きちんと整えられた避妊具の束と、いくつかの風味の潤滑剤、それに小さなマッサージオイルの瓶が現れた。別に驚くほどのものでもない。

下の引き出しには、ほとんど紙類が入っていた。レシートのようなもの、...

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