第130章

「ネットで調べたって?」

瑚夏は言葉を失った。

「どんな映画? 私、ホラーは観ない」

結城朔夜はそれを聞くと、わずかに眉をひそめた。

あれだけ男相手に殴り合えるくせに、ホラーは怖いのか。

……嫌な経験でもあるのか?

そう思った瞬間、胸の奥がちくりと動く。声が、自然ともう少し柔らかくなった。

『普通の映画だよ』

『なつちゃん、恋人がやるべきことランキング、1位2位3位って何か知りたくない?』

興味ない、と言いかけたのに。

瑚夏が口を開く前に、結城朔夜が勝手に答えを言う。

『キャンプ、旅行、日の出を見る。そういうの、全部君とやりたい……俺が全部手配してもいい?』

「キャン...

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