第35章

瑚夏は戻ってから、結城紗耶に付き合って夕食を済ませ、それから自室へ引き上げた。

今日は何度も車を出したうえ、事故にまで遭った。さすがにくたびれて、ベッドに倒れ込んだ瞬間、そのまま眠ってしまいそうになる。

そんなとき、四宮薫から電話が入った。

『瑚夏ちゃん、大変! とんでもないことになったんだけど!?』

瑚夏はスピーカーに切り替え、ベッドに寝転んだまま、気だるげに返す。

「なに。また彼氏でもできたの?」

『それがね、わかったの。あの日あんたが寝た相手、あたしが手配したホストじゃなかったのよ……!』

「……」

四宮薫、本当にホスト側の仲介にまで連絡したのか。

「知ってる」

『...

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