第313章 まだ欲しい、もう一回しよう

その言葉が口を突いて出た瞬間、彼女の唇は塞がれていた。

まるで炎が燃え上がるように、熱く柔らかな唇と舌が瞬時に絡み合う。

彼女の腕は彼の首に回された。

彼は彼女を抱き上げ、寝室へ向かう。

互いを飲み込もうとするかのような、深く濃密な口づけ。

神崎彩は激しく震え、彼に回していた手は無意識に胸元へと滑り落ちた。バスローブを払い除け、背中の筋肉の筋をなぞるように、その手は大胆に、そして自由に這い回る。

水瀬遥人は一度唇を離した。その瞳の奥には、すでに欲望の色が滲んでいる。

彼は彼女を見つめ下ろす。

彼女もまた、彼を見つめ返した。

声なき視線の交差。

不意に、彼の唇が再び押し当て...

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