第404章 また会ったな

神崎彩は反射的にそちらへ視線を向けた——

西園寺百合子?

まさか、彼女まで来ているなんて。

すでに仮面をつけていたおかげで、西園寺百合子は神崎彩だと気づかなかった。

百合子は栄沢幸子に丁寧に礼を言い、仮面の部屋へと歩いていく。

神崎彩たちは、そのまま舞踏会のホールへ向かった。

宮本エレナと橘薫が、神崎彩の両脇へ寄ってくる。

「まさか前の姑まで来るとはね。先に仮面つけといて正解だったわ。じゃなきゃ、あのババア、絶対アヤに絡んでくる」

「絡まれたら困るの?」

「困るっていうかさ。余計なことは、少ないほうがいいでしょ」

栄沢幸子がくすっと笑った。

「大丈夫よ。名門の奥様たちは...

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