第434章 親友にはプレゼントを買うのに、彼氏には買わない?

水瀬遥人は言った。

「俺の彼女に聞いてくれよ。もし俺がプレゼントを買って渡したら、受け取ってくれるかって」

そう口にしながら、彼は真っ直ぐ神崎彩を見つめた。目がぎらりと光っている。ここで「いいえ」なんて言おうものなら、今すぐにでも駄々をこね出しそうな勢いだ。

神崎彩は頬をほんのり赤くして、それから笑った。

「すみません。私、他人の恋愛に踏み込むのってあまり好きじゃないんです。なのでその質問は、水瀬社長がご自分でどうぞ」

言い終えると、彼女はさっと車を降りた。

水瀬遥人は、彼女のそんな珍しいおどけた態度を見送りながら、わずかに笑みを浮かべた。

車を停め、二人でショッピングモールへ...

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