第108章

竹内結菜が松井誠美の件を暴露して以来、彼女は残っていたわずかな自由すら、根こそぎ奪われた。

カーテンは外側から釘で打ちつけられ、部屋にある灯りは一つだけ。しかもそれが、二十四時間つけっぱなし。

自分が何日閉じ込められているのか、もう分からない。

七日? 十日?

数えてはいた。けれど途中で、ぐちゃぐちゃになった。

食事を運ぶ人間は一日二回。トレーを置くと、無言のまま去っていく。

ドアは外から鍵。窓は開かない。スマホはとっくに取り上げられた。

――あれを除けば。

竹内結菜は枕の下に手を差し入れ、隠していたスマホに指先を触れた。

何日も経ったのに、これで雲雀京介に連絡を試みる以外...

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