第112章

しろ:【ボス、またR国絡み? 最近ほんとR国とケンカしてるみたいだな】

神崎結菜:【雑談いいから本題】

しろ:【了解。急いで当たる】

午後、神崎結菜は不破蓮と拘置所で落ち合う約束をしていた。

彼女が着いたときには、もう不破蓮が先に来ている。

「面会、取ってある。三十分だ」

神崎結菜は小さく頷き、二人で面会室へ向かった。

上柿優和が連れて来られた瞬間、神崎結菜は危うく見間違えるところだった。

まだ一週間も経っていないのに、身体は一回りどころか、まるで骨だけになったみたいに痩せている。目の下は落ちくぼみ、頬骨が浮き、精気という精気が抜け落ちていた。

鉄の椅子に座ると、上柿優和は...

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