第38章 離間工作?相手を間違えたな!

「お前は知らなくていい。ただ、行ったら必ず後悔する。それだけ覚えとけ」

神崎結菜は鼻で笑った。

「だったら尚更、見に行くわ。誰が後悔するのか――あんた……」

言い終える前に、通話はぶつりと切れた。

神崎結菜は目を細め、通話録音を保存してから、しろへ送る。

【この番号、出どころ調べて】

しろの返信は早かった。

【使い捨てのバーチャル番号。追えません。表示上は海外回線で、偽装の可能性が高いです】

神崎結菜はスマホをベッドサイドのテーブルに戻し、顎先に指を当てて考え込む。

――不破家の宴に、私を行かせたくないのは誰?

織田香織。白鳥美咲。

翌朝。

白鳥美咲は淡い卵色のワンピ...

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