第98章

白川和夜の表情もまた、険しいものへと変わった。

「私たちを、招いているのね」

周防緋音は、微かな声でそう呟いた。

フランク将軍は彼女を一瞥し、複雑な眼差しを向ける。

「周防さん、警告しておく。今この瞬間から、『星火』は君の私的な研究プロジェクトではない。国防総省によって最高レベルの『制御不能な戦略資産』として正式に認定された」

「上層部から与えられた選択肢は二つだ」

「二十四時間以内に、制御を奪還するか」

「あるいは、あれが実質的な脅威をもたらす前に『焦土』プログラムを発動し、この島ごと物理的かつ徹底的に消滅させるか、だ」

彼と周防緋音に残された時間は、わずか二十四時間。

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