第118章 芝居はもう十分か

  そう言ってから彼はアンドリューへ視線を投げた。

「ハワードさん……それ、あんたの女か?」

「リア、何してるんだ!」

 アンドリューは女の手首をひっ掴み、乱暴に自分のほうへ引き寄せる。

「今すぐ浅野さんに謝れ!」

「私が謝る? なんでこの女に謝らなきゃいけないのよ!」

 リアは必死に身をよじり、罵声はますます下品になる。

「どうせちょっと顔がいいのをいいことに、男を漁ってるだけでしょ? チャールズ、あんた何がよくてこんなのを? しかも腹まででかいじゃない。誰の種かもわかんない雑種を――そんな女でも欲しいわけ?!」

「黙れ!」

 冷えた叱声の直後――

 パァンッ。

 乾...

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