第143章 平山亜美に何か隠していることはあるか

平山亜美の視点:

「どうやって遊ぶの?」と宮下駿介が訊いた。

林原莉子がわざとらしく咳払いをする。

「簡単だよ。ちゃんとカード持ってきたから。言い出しっぺの私が最初に挑戦を受けるね。これからあんたたち3人がカードを引いて、金色のカードを引いた人が、挑戦者に『質問』か『罰ゲーム』かを選ばせる。挑戦者が答えたら、次の人を指名して続けるの」

そう言って、彼女は小さなショルダーバッグからカードの束を取り出し、テーブルの真ん中に置いた。

安村碧が鼻先を指でこすり、小声でぼやく。

「いつの間にこんなの用意してたんだよ……」

「いいから黙って」と莉子が白い目を向ける。

カードが扇みたいに広...

ログインして続きを読む