第157章 あなたが調べたんでしょう?

平山亜美の視点:

  私たちは、それからも長いこと話し込んだ。

  帰り際、私はようやく勇気を振り絞って恵那に訊いた。

「恵那……莉々って、どこに眠ってるか知ってる?」

  恵那は小さくうなずく。

「当時、施設長はまともなお墓すら用意しなかったの。亡くなったあと、児童養護施設の裏山に……本当に雑に埋められた。墓標もなし。だけど私、あちこち当たって、ようやく埋められてた場所を見つけたのよ」

  そこで一度、言葉を切る。視線が遠くなる。

「幸い、見つけたとき……腐食してない金属のボタンがひとつだけ残ってた。それで、莉々だって分かった」

  胸の奥が、きゅっと縮む。

「それから遺...

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